私はありもせぬ、ありえもしないことを求めた
望みは遅らされ、心は真底から悩んだ
でも、何年も過ぎなければ、青春の望み
は完全には捨てられない
・・・・・・
時には、わたしは言った、「このことは、
これっきりにしよう
期待は疲れるだけだから、やめにしよう、
と、
もう諦めて、心を落ち着けよう」と
それでもやっぱり、断ち切れなかった
時にはこう言った、「空しい名前なの
わたしの、あこがれるのは、名前なんか
に、なぜわたしは
生きる日々の平和をみんなあげてしまうの」と
でも、やっぱり、あげてしまった
☆ ☆ ☆
今では心に深くしまった、すべての秘密が
今では、隠された、すべての秘密が、罪となった
わたしの生命の一部は死に、一部は病み、
そして一部は
心の底になおも燃えさかる
(Christina Rossetti)